住宅ローンで使えるシミュレーションまとめ。このシミュレーションツールを抑えておけば何でも試算できる

man
「住宅ローンを借りるときには、どのようなシミュレーションをすべきでしょうか?」
「住宅ローンでおすすめのシミュレーションツールを教えてください。」
「住宅ローンでおすすめのシミュレーションサイトを教えてください。」

住宅ローンでは、いろいろな条件をシミュレーションして、自分にあった住宅ローンを見つける、今後のライフプランなどを計画することが必要不可欠です。返済額、毎月の返済額、借り換えメリットなど、試算してみないことには、どういう住宅ローンを借りれば良いのか?どういうメリットがあるのか?どういうコスト負担があるのか?あきらかにならないからです。今回は、住宅ローンで使えるシミュレーションツール、シミュレーションソフトをまとめました。

「物件検討」時に必要な住宅ローンシミュレーション

「ライフプラン」のシミュレーション

「ライフプラン」とは
金銭的な人生の計画のこと

を指します。

人生におけるライフベントと、それによる支出や貯金残高の推移を見て、将来の金銭的な計画を立てるのに使います。

出典:ソニー生命

「住宅ローンを借りると、どのような負担があり、いつぐらいまでに返済すべきか?」

を明らかにするために作成するものです。

man
「物件(マイホーム)を買いたい」

と思ったら、まずはライフプランを検討することがおすすめです。

そのためのシミュレーションツールもあります。

「ライフプラン」のシミュレーションでおすすめのサイト

全国銀行協会自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション

おすすめのポイント

  • シンプルでわかりやすいサイト設計
  • 詳細の情報を入力してシミュレーションもできる
  • FP監修のシミュレーションツール
スルガ銀行/ライフプランシミュレーション

おすすめのポイント

  • 現在から○年進む、○年戻ると巻き戻しながら状況を把握できる
  • 正確なグラフが多く用意されている
  • 自動的に統計データ(退職金など)を入力してくれる

「購入可能額」のシミュレーション

物件を比較検討するときに「どのくらいの予算で、物件を選ぶのか?」がわからないと、比較検討のしようがありません。

戸建てやマンションを比較するとしても、「予算」「希望エリア」「マンション or 戸建て」「新築 or 中古」ぐらいの項目はわからないと、絞り込んで検索することができないからです。

しかし、「予算」を決めようとしても、全額自己資金で購入するわけではありませんので、「住宅ローンでいくら借りられるのか?」を試算する必要があるのです。

「購入可能額」のシミュレーションには

  • 毎月の返済額
  • ボーナス返済の有無
  • 金利
  • 頭金
  • 返済期間

などの条件が必要になります。

「購入可能額」のシミュレーションでおすすめのサイト

SUUMO(スーモ)/住宅ローンシミュレーション

おすすめのポイント

  • シンプルでわかりやすいサイト設計
  • ボーナス返済にも対応している
  • 金融機関の現在金利も調べられる
オープンハウス/住宅ローンシミュレーション

おすすめのポイント

  • 「年収」から借入可能額を試算できる
  • 「家賃」から借入可能額を試算できる

「諸費用」のシミュレーション

物件を購入する際には

物件取得時に

  • 印紙税
  • 不動産取得税
  • 登録免許税
  • 登記手数料
  • 仲介手数料(中古の場合不動産会社に支払う)

が発生し

住宅ローン利用時に

  • 印紙税
  • 不動産取得税
  • 登録免許税
  • 住宅ローン融資手数料
  • 住宅ローン保証料
  • 工事検査手数料
  • 火災保険料
  • 地震保険料

が発生し

その費用として

  • 引っ越し代
  • 水道過入金
  • 修繕積立金
  • 解体工事費
  • 仮住まい費用
  • 耐久消費財の購入費
  • 雑費

が発生します。

マイホームを取得するためにかかるのは、住宅ローン返済額だけではないため、諸費用も正確にシミュレーションして、把握しておく必要があるのです。

物件購入時には

住宅ローン借入可能額 + 自己資金 - 諸費用 = 購入予算

となるのです。

「諸費用」のシミュレーションでおすすめのサイト

住宅保証機構/住宅取得 諸費用の試算

おすすめのポイント

  • 諸費用を細かく設定できる
  • シンプルで見やすい設計
  • 住宅ローン利用時、引っ越し時、物件取得時の諸費用が一度に計算できる

「住宅ローン控除(住宅ローン減税)」のシミュレーション

ライフプランや物件購入を考えるときに「住宅ローン控除(住宅ローン減税)」による、減税メリットも考慮しておくと、正確な資産が可能になります。

住宅ローン控除(住宅ローン減税)とは
住宅ローンを利用するときに使える税制優遇のこと

を言います。

時期によって、税制や政策が変わるため、一概にいくらお得になるのかは流動的ですが、基本的に政府は、不動産市場を活性化させて景気向上を狙うため、常になんらかの住宅ローン控除(住宅ローン減税)が展開されることになります。

住宅ローン控除(住宅ローン減税)による節税メリットがいくらになるのか?

試算するためのシミュレーションツールがあります。

「住宅ローン控除(住宅ローン減税)」のシミュレーションでおすすめのサイト

国土交通省/すまい給付金シミュレーション

おすすめのポイント

  • すまい給付金が試算できる
  • 住宅ローン控除額が試算できる
当サイト/住宅ローン返済完全シュミレーション

おすすめのポイント

  • 住宅ローン控除額が試算できる
  • 住宅ローン控除額が1年ごとにシミュレーションできる
所得税・住民税簡易計算機

おすすめのポイント

  • 所得税が計算できる
  • 住民税が計算できる

「住宅ローン検討」時に必要な住宅ローンシミュレーション

「住宅ローン返済額」のシミュレーション

住宅ローンを比較検討するときに「その住宅ローンを借りたら、どのくらいのコスト負担があるのか?」を試算しないと、どの住宅ローンが返済負担が小さいのかが見えてきません。

  • 借入額
  • ボーナス返済の有無
  • 返済方法(元利均等返済、元金均等返済)
  • 返済期間
  • 金利タイプ
  • 適用金利
  • ○年後の金利変動
  • 事務手数料
  • 保証料

などを入力することで

  • 毎月の返済額
  • 総返済額
  • 諸費用
  • 総支払額

がわかるものを「住宅ローン返済額」のシミュレーションと呼びます。

一般的に住宅ローンを比較するときは「総支払額の低い住宅ローンがおすすめ」ということになるのです。

「住宅ローン返済額」のシミュレーションツールは、各銀行をはじめとしていろいろなものがあります。

「住宅ローン返済額」のシミュレーションでおすすめのサイト

auじぶん銀行/住宅ローンシミュレーション

おすすめのポイント

  • ミックスプランのシミュレーションが可能
  • 将来金利の設定が可能
  • 返済予定表のダウンロードが可能
当サイト/住宅ローン返済完全シュミレーション

おすすめのポイント

  • 住宅ローン控除額が試算できる
  • 繰り上げ返済に対応している
  • 金利変動を複数追加できる
  • 家族の年齢も追加できる
  • 年ごとの返済予定表が作成・ダウンロードできる
  • 月ごとの返済予定表が作成・ダウンロードできる
  • 試算結果の保存機能がある
当サイト/住宅ローン総返済額シュミレーション

おすすめのポイント

  • 現在金利での各住宅ローンの総返済額が自動的に表示される
  • 総返済額が安い順に住宅ローンがランキング表示される
  • 金利上昇を考慮して総返済額が試算できる
JAバンク/住宅ローンシミュレーション

おすすめのポイント

  • スライダーを動かすと試算結果がも動くので、簡単に借入条件を変化させて結果がどう変わるのか?を試算することができる
  • 試算結果を保存できる
  • 3つの試算結果を比較して表示することができる

「住宅ローン繰り上げ返済」のシミュレーション

住宅ローンの繰上げ返済とは
住宅ローン借り入れ中に決まっている返済額よりも、多くの金額を返済すること

を言います。

繰り上げ返済をすることによって

  • 毎月の返済額が下がる
  • 完済までの期間が短くなる

効果があるのです。

いくら繰り上げ返済をすると、どのくらい「毎月の返済額が下がるのか?」、どのくらい「完済までの期間が短くなるのか?」を試算することで、繰り上げ返済の計画を立てやすくなるのです。

「住宅ローン繰り上げ返済」のシミュレーションでおすすめのサイト

SBI新生銀行/繰上返済シミュレーション

おすすめのポイント

  • 毎月の繰り上げ返済と、一時的な繰り上げ返済を選べる
  • 試算結果がグラフでわかりやすい
  • 繰上返済による期間短縮効果がわかる
JAバンク/住宅ローンシミュレーション

おすすめのポイント

  • スライダーを動かすと試算結果がも動くので、簡単に借入条件を変化させて結果がどう変わるのか?を試算することができる
  • 試算結果を保存できる
  • 繰上返済による期間短縮効果がわかる
  • 繰上返済による返済額軽減効果がわかる

「住宅ローン借り換え」時に必要な住宅ローンシミュレーション

「借り換えメリット」のシミュレーション

住宅ローンの借り換えとは
住宅ローン借り入れ中の方が別の住宅ローンに債務を移すこと

を言います。

一般的には、現在の住宅ローンよりも、低金利の住宅ローンに借り換えをすることによって、毎月の返済額が軽減する、総返済額が軽減することを意図して行うものです。

この借り換えによる返済額の軽減効果のことを「借り換えメリット」と呼び、借り換えをするときには「借り換えメリットがいくらになるのか?」試算してから、借り換えを実行することになります。

借り換えを行えば、返済額は軽減するのですが、借り換え先の住宅ローンで諸費用が発生するため、借り換えメリットが諸費用よりも大きいかどうかをシミュレーションによって、試算する必要があるのです。

「住宅ローン借り換え」のシミュレーションでおすすめのサイト

SBI新生銀行/借り換えメリットシミュレーション

おすすめのポイント

  • 毎月の返済額と完済予定日から試算できる
  • グラフで借り換えメリットがわかりやすい
JAバンク/住宅ローンシミュレーション

おすすめのポイント

  • スライダーを動かすと試算結果がも動くので、簡単に借入条件を変化させて結果がどう変わるのか?を試算することができる
  • 試算結果を保存できる
  • 借り換えメリットを試算できる
  • 複数の条件での借り換えメリットを比較できる
当サイト/住宅ローン総返済額シュミレーション

おすすめのポイント

  • 現在金利での各住宅ローンの借り換えメリットが自動的に表示される
  • 借り換えメリットが大きい順に住宅ローンがランキング表示される
  • 金利上昇を考慮して総返済額が試算できる
おすすめのフラット35はこちら

新規借入でおすすめの住宅ローンはこちら
借り換えでおすすめの住宅ローンはこちら
住宅ローン最新金利比較はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です