年収300万円世帯の住宅ローン選び。年収300万円の理想の返済計画と借入額・返済額シュミレーション。年収300万円の方におすすめの住宅ローンとは?

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「世帯年収300万円なのですが、どのぐらいの返済計画を立てるべきでしょうか?」
「世帯年収300万円なのですが、どの住宅ローンを選ぶべきでしょうか?」
・・・

今回は、世帯年収300万円の方が「どうやって住宅ローンを比較検討するべきなのか?」実際に借入額・返済額のシミュレーションをしながら、返済計画と年収300万円の方におすすめの住宅ローンを解説します。

年収300万円世帯は、いくら返済できるのか?

  1. 総務省「家計調査」
  2. 住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」

の2つのデータから

「年収300万円の世帯の住宅ローン返済額が、どのくらいの返済が妥当なラインなのか?」

を検討します。

総務省「家計調査」

データ取得年月:2018年9月データ

調査項目平 均300万円~350万円未満300万円~350万円未満
世帯人員(人)3.32人2.85人
18歳未満人員(人)0.91人0.72人
65歳以上人員(人)0.27人0.48人
世帯主の配偶者のうち女の有業率(%)53.0%16.4%
世帯主の年齢(歳)49.8歳52.4歳
持家率(%)77.8%62.7%
うち住宅ローンを支払っている世帯の割合(%)39.4%23.5%
家賃・地代を支払っている世帯の割合(%)20.8%30.9%
受取902,542523,324
-実収入447,459216,083100.0%
--経常収入443,685212,70198.4%
---勤め先収入436,110204,02994.4%
----世帯主収入356,922187,10586.6%
-----定期収入350,439186,54486.3%
-----臨時収入・賞与6,4825610.3%
----世帯主の配偶者の収入68,93911,4295.3%
----他の世帯員収入10,2495,4952.5%
---事業・内職収入3,5443440.2%
---農林漁業収入200.0%
---他の経常収入4,0308,3283.9%
--特別収入3,7743,3821.6%
-実収入以外の受取(繰入金を除く)391,073252,019100.0%
--預貯金引出326,201199,39779.1%
--保険金3,9162,9981.2%
--有価証券売却5600.0%
--土地家屋借入金65000.0%
--他の借入金5474410.2%
--分割払購入借入金4,94021,6138.6%
--一括払購入借入金54,65127,47510.9%
--財産売却000.0%
--実収入以外の受取のその他111970.0%
-繰入金64,00955,22121.9%
支払902,542523,324
-実支出384,665244,180100.0%
--消費支出302,652212,95887.2%
---食料75,19257,86423.7%
---住居17,29618,3087.5%
----家賃地代12,82016,8166.9%
----設備修繕・維持4,4761,4920.6%
---光熱・水道19,46417,4467.1%
----電気代11,1439,6343.9%
----ガス代3,0933,3271.4%
----他の光熱2322650.1%
----上下水道料4,9954,2191.7%
---家具・家事用品10,5486,3342.6%
---被服及び履物9,9824,7662.0%
---保健医療11,1205,7952.4%
---交通・通信48,99249,08920.1%
----交通8,2081,8110.7%
----自動車等関係費25,40934,12214.0%
----通信15,37513,1555.4%
---教育21,3143,9371.6%
---教養娯楽26,90814,0515.8%
---その他の消費支出61,83735,37014.5%
----諸雑費25,89416,8766.9%
----こづかい(使途不明)10,9385,2602.2%
----交際費14,58511,3974.7%
----仕送り金10,4181,8360.8%
--非消費支出82,01331,22212.8%
---直接税31,8547,9623.3%
----勤労所得税11,7151,8800.8%
----個人住民税18,6684,0621.7%
----他の税1,4712,0200.8%
---社会保険料50,11523,2609.5%
----公的年金保険料30,68311,5044.7%
----健康保険料16,72610,4994.3%
----介護保険料1,8059180.4%
----他の社会保険料8993380.1%
---他の非消費支出4500.0%
-実支出以外の支払(繰越金を除く)465,125230,438100.0%
--預貯金352,588173,34075.2%
--保険料23,22510,2784.5%
--有価証券購入2,1271740.1%
--土地家屋借金返済32,16918,3177.9%
--他の借金返済2,1401,0250.4%
--分割払購入借入金返済7,04312,5085.4%
--一括払購入借入金返済43,38114,4276.3%
--財産購入2,03500.0%
--実支出以外の支払のその他4163680.2%
-繰越金52,75248,70621.1%
可処分所得365,446184,861
黒字62,794-28,097
-金融資産純増47,766-18,602
--貯蓄純増45,696-18,776
--有価証券純購入2,071174
-土地家屋借金純減31,51918,317
-他の借金純減1,593584
-分割払購入借入金純減2,103-9,104
-一括払購入借入金純減-11,271-13,048
-財産純増2,0350
-その他の純増306272
-繰越純増-11,257-6,515
エンゲル係数(%)24.8%27.2%
調整集計世帯数361,77511,463
住宅ローン返済額(住宅ローンのある割合で割り戻す)81,64777,945
賃貸家賃(家賃を払っている割合で割り戻し)61,63554,421
返済負担率(住宅ローン返済額/勤め先収入)18.7%38.2%

出典:総務省「家計調査」のデータを独自加工

世帯年収300万円の場合

  • 勤め先収入:204,029円
  • 住宅ローン返済額:77,945円

返済負担率 = 77,945円 / 204,029円 = 38.2%

返済負担率とは?
返済負担率とは、収入のうちどのくらいの割合を住宅ローン返済に充てたかの割合のこと

を言います。この「返済負担率」は住宅ローン審査でも重視されるものです。

つまり、

「家計調査」の平均値で見ると、収入の38.2%を住宅ローン返済に回しているという結果になっているのです。

返済負担率は、年収の低い方ほど高く、年収の高い方ほど低い傾向が「家計調査」からわかります。

住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」

地域全国三大都市圏首都圏近畿圏東海圏その他地域
調査年2017年2017年2017年2017年2017年2017年
調査件数77,964件51,919件31,653件12,342件7,924件26,045件
年齢
(平均値)
40.0歳40.3歳40.4歳40.2歳40.3歳39.2歳
家族数
(平均値)
3.2人3.1人3.0人3.1人3.3人3.4人
世帯年収
(平均値)
598.4万円614.3万円632.7万円593.9万円572.9万円566.5万円
本人年収
(平均値)
520.5万円538.2万円555.8万円521.8万円493.7万円485.1万円
住宅面積
(平均値)
103.0㎡96.9㎡91.4㎡100.6㎡112.9㎡115.3㎡
土地面積
(平均値)
1467.3㎡1925.0㎡2310.4㎡1758.4㎡644.8㎡554.8㎡
購入金額
(平均値)
3537.3万円3669.3万円3822.7万円3484.5万円3344.4万円3274.1万円
自己資金
(平均値)
447.3万円452.0万円465.1万円443.8万円412.2万円438.0万円
借入金
(平均値)
3090.0万円3217.3万円3357.6万円3040.6万円2932.2万円2836.1万円
返済期間
(平均値)
32.7年32.6年32.6年32.7年32.6年32.7年
返済額/月
(平均値)
96,908円101,075円105,528円95,348円92,206円88,601円
返済負担率
(平均値)
21.2%21.5%21.8%21.2%20.9%20.5%
年収倍率
(平均値)
5.9倍6.0倍6.0倍5.9倍5.8倍5.8倍
世帯年収
(中央値)
516.0万円523.9万円539.1万円503.3万円501.6万円501.4万円
本人年収
(中央値)
447.0万円456.2万円472.0万円439.0万円428.5万円428.1万円
住宅面積
(中央値)
102.5㎡97.7㎡92.7㎡100.0㎡108.9㎡112.0㎡
土地面積
(中央値)
213.7㎡185.8㎡175.3㎡181.0㎡206.2㎡242.5㎡
購入金額
(中央値)
3380.0万円3500.0万円3630.0万円3390.0万円3276.0万円3202.0万円
自己資金
(中央値)
271.0万円180.0万円150.0万円220.0万円232.0万円327.0万円
借入金
(中央値)
3109.0万円3320.0万円3480.0万円3170.0万円3044.0万円2875.0万円
返済期間
(中央値)
35.0年35.0年35.0年35.0年35.0年35.0年
返済額/月
(中央値)
90,597円94,586円98,828円90,871円87,234円84,682円
返済負担率
(中央値)
21.3%21.8%22.1%21.6%21.0%20.4%
年収倍率
(中央値)
6.6倍6.7倍6.7倍6.7倍6.5倍6.4倍

ここでも返済負担率を見てみると

首都圏の方が返済負担率は高くなっていますが・・・

20.4%~21.3%

となっています。

住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」は、年収別の数字がでていないので「家計調査」の方を参考にすれば

世帯年収300万円の方が無理なく返済できる金額の目安は

年収(額面) × 返済負担率:38.2%

となります。

しかし、後述しますが「返済負担率:38.2%」では住宅ローン審査が通りません。

調査データでは、「返済負担率:38.2%」の平均となっていますが、この通りに計算してしまうと、住宅ローン審査が通らないことになってしまうのです。

年収300万円世帯は、いくら住宅ローンで借りられるのか?

国土交通省「平成28年度民間住宅ローンの実態に関する調査」によると

銀行や金融機関へのアンケート調査では

審査が通る返済負担率は

返済負担率 「審査に通る」と回答した金融機関の割合
50%以内 0.9%
45%以内 21.4%
40%以内 47.0%
35%以内 79.5%
30%以内 96.6%
20%以内 100.0%

となっています。

35%以内であれば、8割の確率で住宅ローン審査に通る
30%以内であれば、約97%の確率で住宅ローン審査に通る

つまり、

前述した「家計調査」の平均値「38.2%」では、住宅ローン審査に通らないのです。

無理のない返済(平均:返済負担率20.0%) → ほぼ住宅ローン審査が通る

  • 年間の住宅ローン返済額 = 年収:300万円 × 返済負担率:20.0% = 60万円
  • 月の住宅ローン返済額 = 60万円 / 12カ月 = 5万
月の住宅ローン返済額:5万円で借りられる金額

変動金利:0.5%
固定金利:2.0%

で試算すると

借入期間 金利タイプ 金利 毎月の返済額 借入可能額
35年 変動金利 0.50% 5.0万円 1,926万円
30年 変動金利 0.50% 5.0万円 1,671万円
25年 変動金利 0.50% 5.0万円 1,409万円
20年 変動金利 0.50% 5.0万円 1,141万円
15年 変動金利 0.50% 5.0万円 866万円
10年 変動金利 0.50% 5.0万円 585万円
35年 固定金利 2.00% 5.0万円 1,509万円
30年 固定金利 2.00% 5.0万円 1,352万円
25年 固定金利 2.00% 5.0万円 1,179万円
20年 固定金利 2.00% 5.0万円 988万円
15年 固定金利 2.00% 5.0万円 776万円
10年 固定金利 2.00% 5.0万円 543万円

頑張って返済(返済負担率30%) → 約97%の確率で住宅ローン審査に通る

  • 年間の住宅ローン返済額 = 年収:300万円 × 返済負担率30.0% = 90万円
  • 月の住宅ローン返済額 = 90万円 / 12カ月 = 7万5,000円
月の住宅ローン返済額:7万5,000円で借りられる金額

変動金利:0.5%
固定金利:2.0%

で試算すると

借入期間 金利タイプ 金利 毎月の返済額 借入可能額
35年 変動金利 0.50% 7.5万円 2,889万円
30年 変動金利 0.50% 7.5万円 2,506万円
25年 変動金利 0.50% 7.5万円 2,114万円
20年 変動金利 0.50% 7.5万円 1,712万円
15年 変動金利 0.50% 7.5万円 1,300万円
10年 変動金利 0.50% 7.5万円 877万円
35年 固定金利 2.00% 7.5万円 2,264万円
30年 固定金利 2.00% 7.5万円 2,029万円
25年 固定金利 2.00% 7.5万円 1,769万円
20年 固定金利 2.00% 7.5万円 1,482万円
15年 固定金利 2.00% 7.5万円 1,165万円
10年 固定金利 2.00% 7.5万円 815万円

審査が通るギリギリまで借りる形で返済(返済負担率35%) → 8割の確率で住宅ローン審査に通る

  • 年間の住宅ローン返済額 = 年収:300万円 × 返済負担率35.0% = 105万円
  • 月の住宅ローン返済額 = 105万円 / 12カ月 = 8万7,500円
月の住宅ローン返済額:8万7,500円で借りられる金額

変動金利:0.5%
固定金利:2.0%

で試算すると

借入期間 金利タイプ 金利 毎月の返済額 借入可能額
35年 変動金利 0.50% 8.75万円 3,370万円
30年 変動金利 0.50% 8.75万円 2,924万円
25年 変動金利 0.50% 8.75万円 2,467万円
20年 変動金利 0.50% 8.75万円 1,998万円
15年 変動金利 0.50% 8.75万円 1,517万円
10年 変動金利 0.50% 8.75万円 1,023万円
35年 固定金利 2.00% 8.75万円 2,641万円
30年 固定金利 2.00% 8.75万円 2,367万円
25年 固定金利 2.00% 8.75万円 2,064万円
20年 固定金利 2.00% 8.75万円 1,729万円
15年 固定金利 2.00% 8.75万円 1,359万円
10年 固定金利 2.00% 8.75万円 950万円

となります。

世帯年収300万円の方へのFPのアドバイス

おすすめの返済プランは

返済負担率30%弱で借りる

という形になります。

ベストは「返済負担率20.0%」なのですが

世帯年収300万円で20.0%の返済負担率だと

借りられる金額は

35年返済で

  • 変動金利:0.50% → 1,926万円
  • 固定金利:2.00% → 1,509万円

と、都内や一都三県の中古物件でも、都心から離れないと、物件が見つけにくい金額しか借りられないのです。

世帯年収300万円で30.0%の返済負担率だと

借りられる金額は

35年返済で

  • 変動金利:0.50% → 2,889万円
  • 固定金利:2.00% → 2,264万円

ですから、千葉や埼玉、神奈川であれば、新築でも購入できる物件が見つかりますし、都内でも中古物件なら検討できる範囲になります。

年収が低い世帯では、返済負担は多少厳しくなることを覚悟の上で、借りないと物件は見つからないので「返済負担率30%」ぐらいで検討すべきです。

その上で、考えなければならないのは

  • 全期間固定金利を選ぶ
  • 疾病保障のある住宅ローンを選ぶ

ということです。

「変動金利」の方が低金利であり、借りられる金額も大きくなるのですが、反面金利が上昇してしまうと、大幅に返済額が増加してしまいます。

「無理のない返済(返済負担率20.0%)」であれば、返済に余裕があるので、多少の返済額の上昇には対応できますが、「頑張って返済(返済負担率30%)」する基準であれば、返済に余裕がないため、返済額の上昇に対応できないからです。

世帯年収300万円の方の場合には、「頑張って返済(返済負担率30%)」をおすすめするため、金利上昇がなく、返済額が完済まで一定の「全期間固定金利」の住宅ローンを選ぶべきなのです。

金利上昇がある変動金利を選んでしまうと、元々返済に余裕がないため

将来の予想外の支出や収入減、金利上昇 → 返済不能 → 競売で家を手放す

ということになり兼ねないのです。

せっかく、マイホームを手に入れたのにこれでは意味がありません。

fp
「頑張って返済(返済負担率30%)」を基準として、住宅ローンの借りる金額(物件購入の予算)を決めましょう。
  • 「全期間固定金利」を選択する
  • 疾病保障のある住宅ローンを選ぶ

と、家計の余裕がないからこそ、返済額の上昇リスクは回避した住宅ローン選びをすべきなのです。

年収300万円の方におすすめの住宅ローンとは?

世帯年収300万円というのは、

「家計調査」で見ればわかる通りで

  • 平均:勤め先収入 436,110円
  • 年収300万円:勤め先収入 204,029円

平均の半分にも、届いてはいません。

将来の「予想外の支出」や「収入減」「金利上昇」などに対応できるほどの余裕はない

のです。

できるだけリスクのない住宅ローン選びが重要になります。

年収300万円の方におすすめの住宅ローンの特徴

  • 全期間固定金利の銀行の住宅ローン → 金利上昇リスクを回避
  • 全期間固定金利のフラット35 → 金利上昇リスクを回避
  • 疾病保障のある住宅ローンを選ぶ → 病気リスクを回避

年収300万円の方におすすめの住宅ローンランキング

楽天銀行住宅ローン/フラット35の概要

楽天銀行は楽天株式会社の子会社であり、楽天グループのネット銀行です。楽天銀行は自社の住宅ローンも提供するようになったのですが、それ以前は「フラット35」のみを取り扱っていたため、現在も「フラット35」をメインの住宅ローン商品として提供しています。楽天銀行住宅ローン/フラット35は、楽天銀行の提供するフラット35の住宅ローンサービスです。

楽天銀行の住宅ローンの特徴は「フラット35の中で最低水準の低金利」「楽天銀行口座を返済口座にすると事務手数料が借入額の1.1%(税込)と格安」「頭金なしでも、低金利のフラット35が利用できるプランあり」「保証料無料の事務手数料型」「来店せずにお手続き完了」という点が挙げられます。

とくに注目したいのは事務手数料です。フラット35の金利は住宅金融公庫側が最低金利を設定するので、大手銀行はほぼ同じ金利になってしまいます。そこで違いが出てくるのは事務手数料なのです。楽天銀行の事務手数料は基本が借入額の1.43%(税込)で、楽天銀行口座を返済口座にすると借入額の1.1%(税込)、借り換えの場合0.99%(税込)になります。返済口座を楽天銀行口座にすること自体はとくに難しいことではありませんので、借入額の1.1%(税込)が適用されると考えて良いでしょう。他のネット銀行のフラット35は軒並み借入額の2.2%(税込)が相場ですので、半額でフラット35が利用できるメリットがあります。

また、フラット35は「頭金が1割以上あるかないか?」で利用できる金利プランが変わってしまい、頭金1割未満だとかなり金利が高くなってしまうのですが、この頭金1割分を楽天銀行が融資してくれるスタイルの「固定と変動」を利用すれば、頭金が1割未満でも低金利のフラット35が利用できるメリットがあります。

さらに、注文住宅で発生する、建物竣工前に必要な土地取得資金、着工金、中間金を融資してくれるつなぎローンも用意されています。

フラット35を検討していて、事務手数料も一番安いフラット35にしたいという方におすすめの住宅ローンとなっています。

楽天銀行住宅ローン/フラット35

7.9

金利の低さ

8.6/10

知名度や安心感

8.1/10

融資までのスピード

7.4/10

審査の通りやすさ

8.4/10

対応の質

7.1/10

良い点

  • 楽天銀行口座を返済口座にすると事務手数料が借入額の1.0%(税別)と格安
  • フラット35の中で最低水準の低金利
  • 頭金なしでも、低金利のフラット35が利用できるプランあり
  • 最大3回分割で最長12ヶ月のつなぎローンも利用可能
  • 事前審査は最短翌日回

悪い点

  • 疾病保障などのプランはない

楽天銀行住宅ローン/フラット35キャンペーン

注目金利

住宅ローン名金利タイプ借入期間実質金利(年率)
保証料/優遇込み
当初期間終了後
変動金利
優遇・備考事務手数料(税込)
※%は借入額に対しての割合
保証料
フラット35(融資額90%以下/団信なし)全期間固定金利(21~35年)1.620%1.620%楽天銀行を返済口座に設定で事務手数料1.10%、借り換えで0.99%1.10%無料
フラット35(融資額90%超/団信なし)全期間固定金利(15~20年)1.340%1.340%楽天銀行を返済口座に設定で事務手数料1.10%、借り換えで0.99%1.10%無料
フラット35s(融資額90%以下/団信なし):15年以上~20年以下当初固定金利(5年)0.730%1.230%楽天銀行を返済口座に設定で事務手数料1.10%、借り換えで0.99%1.10%無料
フラット35s(融資額90%以下/団信なし):21年以上~35年以下当初固定金利(10年)1.120%1.620%楽天銀行を返済口座に設定で事務手数料1.10%、借り換えで0.99%1.10%無料
フラット35(融資額90%以下/団信あり)全期間固定金利(15~20年)1.430%1.430%楽天銀行を返済口座に設定で事務手数料1.10%、借り換えで0.99%1.10%無料

ARUHI住宅ローン/フラット35の概要

ARUHIは住宅ローン専門の金融機関アルヒ株式会社が提供している住宅ローンです。SBIモーゲージが社名変更したのがアルヒ株式会社でフラット35の取り扱いシェアでは13年連続シェアNo.1を記録しています。販売商品は「フラット35」が主力と考えて良いでしょう。

ARUHIの住宅ローンの特徴は「フラット35の中で最低水準の低金利」「事前審査、最短即日。本審査最短3営業日という審査スピード」「全国100か所を超える店舗で相談可能」「頭金なしでも、低金利のフラット35が利用できるプランあり」「保証料無料の事務手数料型」という点が挙げられます。

フラット35を選ぶときの最有力候補と考えて良いでしょう。フラット35はどの金融機関から申込んでも、金利はどこも最低水準の金利ですのでとくに違いがありませんが、事前審査、最短即日。本審査最短3営業日という審査スピードは非常に魅力的と考えて良いでしょう。融資までの期間も短くなります。

また、フラット35は「頭金が1割以上あるかないか?」で利用できる金利プランが変わってしまい、頭金1割未満だとかなり金利が高くなってしまうのですが、この頭金1割分をARUHIが融資してくれるスタイルの「ARUHIフラットα」を利用すれば、頭金が1割未満でも低金利のフラット35が利用できるメリットがあります。

また、店舗も全国に100か所以上あるので相談しながらフラット35を検討することが可能です。新規借り入れはもちろんのこと、借り換えでも重宝する店舗相談と言えます。

デメリットは「商品はフラット35のみ」「ノンバンク」「事務手数料が借入額の2.2%(税込)と平均的な設定」と言うことです。ノンバンクですが、フラット35のシェア1位という実績は十分に信頼できるものですので、フラット35を検討するのであればおすすめできる住宅ローンと言えます。

ARUHI住宅ローン/フラット35

8.2

金利の低さ

8.1/10

知名度や安心感

7.3/10

融資までのスピード

8.8/10

審査の通りやすさ

8.8/10

対応の質

7.9/10

良い点

  • フラット35の中で最低水準の低金利
  • 前審査、最短即日
  • 本審査最短3営業日
  • 全国100か所を超える店舗で相談可能
  • 頭金なしでも、低金利のフラット35が利用できるプランあり

悪い点

  • 商品はフラット35のみ
  • ノンバンク
  • 事務手数料が借入額の2.0%(税別)と平均的な設定

ARUHI住宅ローン/フラット35キャンペーン

注目金利

住宅ローン名金利タイプ借入期間実質金利(年率)
保証料/優遇込み
当初期間終了後
変動金利
優遇・備考事務手数料(税込)
※%は借入額に対しての割合
保証料
フラット35(融資額90%以下/団信なし)全期間固定金利(21~35年)1.620%1.620%WEB申込で事務手数料1.10%1.10%無料
フラット35(融資額90%超/団信なし)全期間固定金利(15~20年)1.340%1.340%WEB申込で事務手数料1.10%1.10%無料
フラット35s(融資額90%以下/団信なし):15年以上~20年以下当初固定金利(5年)0.730%1.230%WEB申込で事務手数料1.10%1.10%無料
フラット35s(融資額90%以下/団信なし):21年以上~35年以下当初固定金利(10年)1.120%1.620%WEB申込で事務手数料1.10%1.10%無料
ARUHIスーパーフラット7(融資額70%以下/団信あり)全期間固定金利(15~35年)1.670%1.670%借り換えで事務手数料1.10%2.20%無料
ARUHIスーパーフラット7(融資額70%以下/団信なし)全期間固定金利(15~35年)1.390%1.390%借り換えで事務手数料1.10%2.20%無料
ARUHIスーパーフラット7s(融資額70%以下/団信あり)当初固定金利(5年)1.420%1.670%借り換えで事務手数料1.10%2.20%無料
ARUHIスーパーフラット借り換え(団信あり)全期間固定金利(15~35年)1.770%1.770%借り換えで事務手数料1.10%2.20%無料
ARUHIスーパーフラット借り換え(団信なし)全期間固定金利(15~35年)1.490%1.490%借り換えで事務手数料1.10%2.20%無料

住信SBIネット銀行住宅ローン/フラット35の概要

住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で出資するネット銀行です。元々ソフトバンクグループの金融関連企業だったSBIホールディングスのネット銀行としての強みと、三井住友信託銀行のリアルな信託銀行としての銀行サービスの強みを併せ持つ銀行として、革新的な銀行サービスを提供している銀行です。

住信SBIネット銀行住宅ローン/フラット35は、住信SBIネット銀行の提供するフラット35の住宅ローンサービスです。住信SBIネット銀行では、フラット35(買取型)とフラット35(保証型)の2つのフラット35商品を提供しています。

住信SBIネット銀行のフラット35(買取型)の特徴は「フラット35の中で最低水準の低金利」「事務手数料が借入額の1.1%(税込)と安い(借り換え時は0.99%(税込))」「全疾病保障が事務手数料借入額0.5%の上乗せで入れる」「頭金なしでも、低金利のフラット35が利用できるプランあり」「保証料無料の事務手数料型」「来店せずにお手続き完了」という点が挙げられます。

住信SBIネット銀行のフラット35(保証型)の特徴は「頭金1割以上の方が利用できる」「フラット35(買取型)よりも低金利」「事務手数料が借入額の2.2%(税込)と高い」「全疾病保障無料付帯」「団信無料付帯」「来店せずにお手続き完了」という点が挙げられます。

とくにおすすめなのは、低金利で、団信・全疾病保障無料付帯のフラット35(保証型)です。フラット35(保証型)であれば、団信などの費用負担なしで、通常のフラット35(買取型)よりも低金利で全期間固定金利の住宅ローンを借りられるのです。その代わり、自己資金の条件がフラット35よりも引きあがりますが、十分にメリットがあるフラット35と言えます。

フラット35(買取型)は、頭金が1割未満でも利用できますが、「頭金が1割以上あるかないか?」で利用できる金利プランが変わってしまい、頭金1割未満だとかなり金利が高くなってしまいます。この頭金1割分を住信SBIネット銀行が融資してくれるスタイルの「ミスターパッケージローン」を利用すれば、頭金が1割未満でも低金利のフラット35が利用できるメリットがあります。

また、住信SBIネット銀行の通常の住宅ローンの特徴は全疾病保障が無料付帯ですが、フラット35買取型)でも借入額の0.5%の事務手数料の上乗せで全疾病保障を付帯することができます。さらに注目すべき点として、一般的に有料の疾病保障は「金利+0.2%~0.3%」が相場ですが「事務手数料+0.5%」の上乗せで付帯できるため、断然負担額は安いのです。

フラット35を検討していて、格安で全疾病保障も付帯したいという方におすすめの住宅ローンとなっています。

住信SBIネット銀行住宅ローン/フラット35

7.8

金利の低さ

9.1/10

知名度や安心感

7.8/10

融資までのスピード

6.8/10

審査の通りやすさ

7.8/10

対応の質

7.7/10

良い点

  • フラット35(買取型)は全疾病保障が事務手数料借入額0.5%の上乗せで入れる
  • フラット35(買取型)はフラット35の中で最低水準の低金
  • フラット35(買取型)は事務手数料が借入額の1.0%(税別)と安い
  • フラット35(保証型)は、団信、全疾病保障が基本付帯
  • フラット35(保証型)は、フラット35(買取型)よりも低金利

悪い点

  • フラット35(買取型)は、全疾病保障は有料
  • フラット35(保証型)は、自己資金1割以上でないと利用できない

住信SBIネット銀行住宅ローン/フラット35キャンペーン

注目金利

住宅ローン名金利タイプ借入期間実質金利(年率)
保証料/優遇込み
当初期間終了後
変動金利
優遇・備考事務手数料(税込)
※%は借入額に対しての割合
保証料
フラット35(買取型)(融資額90%以下/団信なし)全期間固定金利(21~35年)1.620%1.620%借り換えで事務手数料0.99%1.10%無料
フラット35(買取型)(融資額90%超/団信なし)全期間固定金利(15~20年)1.340%1.340%借り換えで事務手数料0.99%1.10%無料
フラット35s(買取型)(融資額90%以下/団信なし):21年以上~35年以下当初固定金利(10年)1.120%1.620%借り換えで事務手数料0.99%1.10%無料
フラット35s(保証型)(融資額80%以下/団信あり)当初固定金利(5年)1.750%1.810%-2.20%無料
フラット35s(保証型)(融資額80%以下/団信あり)当初固定金利(10年)1.750%1.810%-2.20%無料
フラット35(保証型)(借り換え/団信あり)全期間固定金利(15~35年)1.810%1.810%-2.20%無料
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